いたばし花火の魅力と歴史

荒川の夜空を彩る光のアート。
東京23区内で唯一打ち上がる「尺五寸玉」の圧倒的なスケールから、昭和から続く両岸同時開催の歴史まで、いたばし花火大会が誇る見どころとストーリーをご紹介します。
魅力①:都内最大!「尺五寸玉」の圧倒的スケール

- 都内の花火大会では、打ち上がる大玉は4号玉から8号玉がほとんどです。
しかし『いたばし花火大会』では、なんと10号玉を68発も打ち上げます! - さらに、東京最大となる15号玉「尺五寸玉」も5発登場します。
- 直径45cm・重さ35kgにもなる大玉が天空へ打ち上がり、地上から約400mの高さで開花します。
その直径はなんと約320mにも達します!お腹の底に響く轟音と視界に収まりきらない迫力は、いたばし花火ならではの特別な体験です。
魅力②:大フィナーレ×ナイアガラの滝

- もう一つの大会名物が、フィナーレに登場する「ナイアガラの滝」です。
- 息をもつかせぬ怒涛のワイドスターマイン打ち上げラッシュとともに有終の美を飾るのは、観客の眼前で幅300mに渡って流れ落ちる光の滝。
天空そして地上に、広大なキャンバスに描く一大パノラマは圧巻の一言です。
(※陸上競技場席からはナイアガラの滝は見えませんのでご注意ください)
魅力③:「芸術玉の競演」日本最高峰の花火師10人による夢の舞台
- 腕自慢の花火職人が全国からいたばしに集結!
全国の花火競技会で優秀な成績を収めた、選び抜かれた10人の花火師たちが、それぞれ渾身の「芸術玉(10号玉・一尺玉)」を披露します。
精巧な真円を描く開花、繊細な色彩と高度な技術が詰め込まれた一発一発のラインナップをお楽しみください。
歴史とストーリー:荒川が結ぶ「両岸同時開催」の絆
「奇跡の巨大スタジアム」
いたばし花火大会の舞台である現在の荒川は、1910年の大水害を教訓に、洪水を防ぐための国家プロジェクトとして造られた人工の川「荒川放水路」です。
防災のために確保されたこの広大な空間が、巨大花火を安全に打ち上げる最高の舞台となりました。
平成5年には土手が座りやすい階段状に整備され、十数万人が座って夜空を見上げる「巨大な野外スタジアム」へと進化を続けています。
記念して
いたばし花火大会は、荒川を挟んで対岸の埼玉県・戸田市(戸田橋花火大会)と合同で開催されています。
この珍しい両岸開催の歴史は、1950(昭和25)年に遡ります。
当時、板橋区と戸田町(現・戸田市)の境界線は、旧荒川の流れを挟んで複雑に入り組んでいました。
これを真っ直ぐに是正する境界変更が行われたことを記念し、「これからも手を取り合い、良き隣人として歩んでいこう」という願いを込めて、翌昭和26年に始まったのが大会の原点です。
成長してきた大会
翌昭和27年からは両都市の「共催」となり、大会名は「戸田橋花火大会」から「区民納涼花火大会」「板橋花火大会」へと変遷し、昭和63年から現在の「いたばし花火大会」となりました。
