写真コンテスト
第56回(2015年)
ケータイ・スマホ部門
グランプリ
「二人の夏」
ニックネーム:ちょび 様
実行委員会コメント
バランス良く配置した花火を背景に、体を寄せ合い何やら話し合う二人。画面を拡大すれば二つのシルエットはなんと、警察官ではありませんか!傾けた土手のラインは二人に格好のステージを用意し、タイミング良く弾けた花火は二人をドラマの主人公に仕立てました。狙いと技術、そして作品全体を極上のユーモアで包んだタイトルが見事に決まった大傑作です。
国際光年賞
「手中から離れた花火」
ニックネーム:多田伊織 様
実行委員会コメント
花火の描く光の軌跡を標本的なまでに精緻に描き出す。本格的な一眼レフカメラでも撮影が難しそうなこの作品を、スマートフォンが捉えたとは俄かには信じられないほどです。画面の約半分を占める漆黒が緊張感を際立たせ、格調高く芸術的な一枚となりました。
「初めての花火大会」
ニックネーム:ぴんくまちゃん 様
実行委員会コメント
食い入るように花火を見つめる瞳にまず引き付けられますが、その表情からは興味や喜び以上に驚き、畏れ、そして何物かに対する若干の怒りにも似た感情が見て取れるようです。子どもならではのピュアで複雑な感受性を写し止めた一枚は、客席を赤一色に染めた花火の輝きと共に、永遠に家族の記憶に刻まれる作品になりました。
「導かれる光」
ニックネーム:マメさん 様
実行委員会コメント
いわゆるハイビジョンサイズ、16:9の比率をフルに活かした画面構成で、一つの花火の生命力を見事に表現しています。爆発し、拡散する星の作り出すエネルギー感に、新たな誕生を導く打ち上げの光跡を配し、花火という生命体の輪廻、永遠性を一つの画面に描き切りました。
「初めての花火大会」
ニックネーム:岡ちゃん 様
実行委員会コメント
奇しくも同じタイトルの作品が2点受賞となりましたが、こちらはかなり早い花火大会デビューのようですね。隅田川沿いの遊歩道でしょうか、子どもを抱っこして花火を見上げる家族、犬を散歩中の女性、そして興味津々のご様子の赤ちゃん。夏の宵、それぞれの花火大会模様がとても新鮮です。
モバイル賞
「夜空の主役に乾杯!」
ニックネーム:Miyuki 様
実行委員会コメント
眼前に広がる大きな花火、そして手にした金麦のカップ、陸上競技場に設置された金麦特等席からの応募ですね。ビールの泡に見立てて透明のカップに配した花火が、冷えた一杯を手に観覧する楽しさを伝えて、もう我々にはただ羨むことしかできません!
「いたばしシャンデリア」
ニックネーム:クレオパトラ 様
実行委員会コメント
色とりどりの打ち上げ花火やナイアガラの滝を提灯の周りに散りばめて、スマホのアプリで加工すれば、目くるめく万華鏡の完成です。様々なバリエーションの花火を素材としてしっかり撮影出来たのもさることながら、提灯を取り囲むシャンデリアに見立てたアイディアが秀逸です。
過去の受賞作品
第65回(2024年)
第64回(2023年)
第60回(2019年)
第59回(2018年)
第58回(2017年)
第57回(2016年)
第56回(2015年)