写真コンテスト
第58回 (2017年)
モバイル部門
グランプリ
「未知との遭遇」
ニックネーム:ゆう 様
実行委員会コメント
板橋ものづくり賞ナカバヤシ株式会社
「花火より家族団欒」
ニックネーム:ほな 様
実行委員会コメント
「おーい、今夜は花火を観ながら庭でご飯にするぞ」なんて号令の下、普段は皆それぞれに忙しく、なかなか食事を共にすることができない家族が集まって、だーれも花火を見ていないけれど、お父さんが一人で話しているようにも見えるけれど、もしかしたら、お父さんそのハナシさっきも聞いたよー、とか言われているかも知れないけれど。
一夜の家族団欒を演出することが出来たなら、それも私たちの喜びなのです。
一夜の家族団欒を演出することが出来たなら、それも私たちの喜びなのです。
「いたばしの光る傘」
ニックネーム:えいみー 様
実行委員会コメント
ちょうど避雷針が傘の柄になり、本当に大きな雨傘を開いたかのように見えます。手前に建物を写し込んでいるため花火の大きさが際立って、傘に覆われた空のスケール感までを演出しています。工場(倉庫?)の建物と花火の取り合わせは、板橋の景観を代表する一つでしょう。
花火の光を受けてオレンジ色に輝く煙が、紺色の空とグリーンの明かりに浮かび上がる建物を分かち、画面を引き締めています。
花火の光を受けてオレンジ色に輝く煙が、紺色の空とグリーンの明かりに浮かび上がる建物を分かち、画面を引き締めています。
「ゲットだぜ!」
ニックネーム:とみー 様
実行委員会コメント
数年ぶりに打ち上げられたポケモン花火を狙った作品も多数の応募がありましたが、さすがは作者の心情を吐露したこのタイトル、モンスターボールの下にはピカチュウまでもしっかり捉えています。
インスタグラムの四角い画面を効果的に使ったこの作品は、生々しい煙のリアリティもワンポイントとなって魅力的です。
ポケモン花火の入賞は、キミにきめた!
インスタグラムの四角い画面を効果的に使ったこの作品は、生々しい煙のリアリティもワンポイントとなって魅力的です。
ポケモン花火の入賞は、キミにきめた!
モバイル賞
「夏夜のお花畑」
ニックネーム:寅次郎とさくら 様
実行委員会コメント
蝶々が飛び交うお花畑にも、カスミソウがあしらわれた4つのブーケにも見えます。縦横比16:9の、いわゆるハイビジョンサイズの横長画面がお花畑の拡がりを表現し、四方に黒闇を配して花火のカラフルさを際立たせています。
ホシのきらめきが作り出すファンタジーの世界に吸い込まれそうになりますが、手前の提灯が現実に引き戻してくれています。
ホシのきらめきが作り出すファンタジーの世界に吸い込まれそうになりますが、手前の提灯が現実に引き戻してくれています。
「一瞬お昼になりました」
ニックネーム:つくし 様
実行委員会コメント
被写体、構図、シャッターチャンス、色味のすべてがニューカラーの作家による名作のようで、アートな味わいのある作品になっています。
この、確かに昼間としか思えない光あふれる写真を見るにつけ、ヒトの目の虹彩(絞り)は良く出来ているなと改めて感心させられます。 かつてのK社のフィルムのようなクラシックな色のコクが、写真に大きな魅力を与えています。
この、確かに昼間としか思えない光あふれる写真を見るにつけ、ヒトの目の虹彩(絞り)は良く出来ているなと改めて感心させられます。 かつてのK社のフィルムのようなクラシックな色のコクが、写真に大きな魅力を与えています。
過去の受賞作品
第65回(2024年)
第64回(2023年)
第60回(2019年)
第59回(2018年)
第58回(2017年)
第57回(2016年)
第56回(2015年)
ナイアガラの滝の圧倒的な光に呆然と立ちすくむかのような男の子、そしてこの作品の中では、もはや宇宙人にしか見えない隣の人物(ですよね?)。
ミステリアスで楽しいこの作品、謎はナゾのまま、あの夜に起きた未知との遭遇をありのままに受け入れようではありませんか。
そう、我々は決して独りではないのですから。