写真コンテスト
第65回 (2024年)
カメラ部門 受賞作品
グランプリ
「板橋に咲く夏夜の花」
石井 捷太郎 様
審査委員会コメント
準グランプリ
「窓辺、花火、老夫婦」
若井 俊介 様
審査委員会コメント
花火が良く見えるよう、室内の灯りを消しているのでしょう、花火の輝きが生む照り返しと穏やかな陰影。
家族の日常に潜む静かなドラマを記録した味わい深い名作です。
家族の日常に潜む静かなドラマを記録した味わい深い名作です。
タニタ賞
「夜空を彩る光の花束」
小城原 淳 様
審査委員会コメント
超広角レンズを使用しながらとても自然で落ち着いたこの仕上がりは手練れの証し。
食い入るように花火を眺める観客席の雰囲気を写し込んで奥深い作品となりました。
食い入るように花火を眺める観客席の雰囲気を写し込んで奥深い作品となりました。
「流星群」
益満 一輝 様
審査委員会コメント
降り注ぐ光の軌跡と星の輝きを見つめる二人のシルエット。もう出来過ぎなほどロマンチックなこの作品は、コンテスト最速応募作の一つ。撮影者の手応えと充実感が伝わってきます。
「希望の星」
クリスチャン・リンバーグ 様
審査委員会コメント
昨年初来場、今年はこの作品イメージを形にするために選んだ単焦点レンズで真っ向勝負、見事作品に結実させました。
人物のシルエットが表情豊かに浮かび上がるこの一枚が入賞です。
人物のシルエットが表情豊かに浮かび上がるこの一枚が入賞です。
蒙古タンメン中本賞
「板橋の華」
齋藤 昇 様
審査委員会コメント
圧倒的なエネルギーを感じる紅のイメージを作品に定着させた作者渾身の一作。
ド迫力の瞬間を確かな構図で捉え、引き締めた露出が漆黒に際立つ赤を強調しています。
ド迫力の瞬間を確かな構図で捉え、引き締めた露出が漆黒に際立つ赤を強調しています。
「花火のテープで別れ」
ダワージャルガル・オリギル 様
審査委員会コメント
客船を見送る別れの紙テープをイメージしたカラフルでにぎやかな写真は、作者が抱いたちょっと切ない夏の憂愁を伴って、奥深く繊細な感情を宿した作品になりました。
チケットぴあ賞
「日暮の逆さ線香」
髙橋 晶乃 様
審査委員会コメント
鮮やかなブルーと対比するとても儚く優しい夕焼けのグラデーションがこの上なく美しい。
日暮れ時の空に咲いた可憐な小花たちの、その繊細な色、線、形が作品を完璧なものにしています。
日暮れ時の空に咲いた可憐な小花たちの、その繊細な色、線、形が作品を完璧なものにしています。
「ポケモン ゲットだぜ!」
野々 竜聖 様
審査委員会コメント
昨年もご自宅からの作品で入賞の野々さん、今年は大物をゲットしました。
巨大モンスターボールで仕立てた花束が眼前に浮かび上がる楽しさ。屋上で観覧する人たちの歓声が聞こえて来るようです。
巨大モンスターボールで仕立てた花束が眼前に浮かび上がる楽しさ。屋上で観覧する人たちの歓声が聞こえて来るようです。
「防火対策万全 ナイアガラの滝」
門田 慶之 様
審査委員会コメント
フィナーレの打ち上げ花火、ワイドスターマイン、ナイアガラの滝、消火・保安スタッフを超広角レンズで一枚に。
多くの協力を得て無事終了した大会を象徴する、我々にも感慨深い作品です。
多くの協力を得て無事終了した大会を象徴する、我々にも感慨深い作品です。
いたばし賞
「夢の中の花火」
武神 正幸 様
審査委員会コメント
誤って露光中にフォーカスリングを回してしまったとのことですが、その柔らかい花火のボケ、光の滲みは作為のなさゆえの美しさでしょうか。
キッチリ写る花火との対比が効果を生んでいます。
キッチリ写る花火との対比が効果を生んでいます。
「いつまでも一緒に」
清田 泰裕 様
審査委員会コメント
新河岸川の土手から花火を眺める親子の姿。見つめるのは寄り添う花火の親子。
この光景がずっと続きますように、いつまでも記憶に残りますようにと願ってシャッターを切ったのでしょう。
この光景がずっと続きますように、いつまでも記憶に残りますようにと願ってシャッターを切ったのでしょう。
「木の影より咲く」
佐々木 将博 様
審査委員会コメント
手前の樹のシルエットを活かした画面構成に拍手を送ります。障害物、不用物も、そこにある要素として画を作り上げる写真力、そしてポジティブな思考が傑作を生む土壌と教えられます。
過去の受賞作品
第65回(2024年)
第64回(2023年)
第60回(2019年)
第59回(2018年)
第58回(2017年)
第57回(2016年)
第56回(2015年)
撮影前からの構想、シミュレーション、現場での撮影。作者の経験と技術すべてがこの一枚に結実した大傑作。